2010年SLやまなし号は、大規模な修理からの復帰にあわせて、集煙装置と新しいデフが装着されました。
後藤式デフ、鷹取式集煙装置の装備によって、以前とはがらりと姿をかえた498号機です。
キャブ公式側。ナンバープレート直下のメーカープレートが今回の工事で変更されました。
後藤式タイプのデフには、後藤工場風のJRマークが追加されています。集煙装置は、中央本線のトンネルの限界にあわせて小型化されています。集煙装置は、長野工場タイプのロッドで操作します。(※モデルでは、集煙装置の開閉はできません。)
今回のD51リリースにあたって、製作に難航したロッド周りです。幅広の9mmゲージでは、蒸気機関車のロッドとボイラーのバランスをどのようにとるのかが設計上の難題になります。ボイラーをファインスケールで設計しつつ、ロッドを違和感なく収めています。
テンダー上部です。重油タンク、ATS装置本体などが、テンダー側に装備されています。台車間には、簡易発電機が設置されています。