現在、開発中のキハ181は、台車を2種類用意する予定です。キハ181系は、運用初期から様々な問題に悩まされ、安定化するまで数回の大規模な更新が行われています。
台車については、一次車がDT36Bを装備、二次車からブレーキが全面的に変更されたDT40になっています。
二次車登場時のTR219B台車です。軸バネにはリンク方式が使用されています。
後年になると、複雑な台車構造からくる揺れの問題、台車枠にクラックが生じる問題が発生します。昭和50年代後半に、すべての台車枠を交換、軸バネもリンク式から一般的なウィングバネ式に変更されています。
この台車枠の交換は、時代区分の役割を果たします。キハ181編成を再現する上で重要な要素になります。