森林鉄道の伐採地に敷設される作業軌道は、伐採終了後、撤去されるため恒久的な路盤ではなく、木材を組み合わせた桟橋状の軌道になっています。
左が作業レール、右は作業レールの木組みを多段にするための桟橋パーツです。作業レールと桟橋は組み合わせて使用します。
桟橋の上に作業レールをのせると多段のティンバートレッスル(=木橋)になります。深い谷間や急斜面に軌道を敷設するとき、段数を重ねることで軌道面を確保しました。木曽には、シンプルな構造の5段ティンバートレッスル橋がありました。
今回、線路や小川と交差するための木橋も用意しました。多段のティンバートレッスルと組み合わせてダイナミックな景観をつくることができます。