3DCGシステムのDirect3Dは、精密さと高速性をかなり高いレベルで両立しています。しかし、細部では精密さより高速動作を主眼にしている箇所があります。
VRMの場合、トンネルなどに高速化の影響があらわれています。
トンネルでは、画面の奥に向かって演算精度の低下が発生します。
トンネルの奥部分を拡大した写真です。トンネルに隙間が多数確認できます。トンネルに貼り付けられているテクスチャーを読み出す際に、読み出し回路(=サンプラー)に発生する誤差の影響です。
現在、研究中の軽減策を適用すると、完全に消し去ることはできませんが、大幅に隙間を減らすことができます。
この軽減対策は、次期アップデータでご提供できる予定です。