有楽町駅付近を通過する今日の500系です。都会の夜をビルの明かりに照らされて進みます。
(東京の夜発車は今回で最後?)
列車にビルの明かりが反射するというのは、非常に雰囲気があります。
これをリアルタイムシェーダーで実現できるといいのですが、これが実は非常に難しいのです。明かりが反射するというのは、物体の表面に「写り込んでいる」状態です。反射を実現するには、物体の表面に写り込む素が必要になります。
素材をつくるためには、車両の位置を中心に別途レンダリングして、車体からみえる風景をつくります。この車体から見える風景を車体に貼り付ければ完成・・・なのですが、この風景をつくるという作業が、画面表示にかかる時間の倍以上必要になります。
VRMの場合、ポリゴン数が一般的なゲームの数倍以上あるため、この手法は時間がかかりすぎてしまいます。時間の壁は、厚いです。