アップデータを更新しました

前回のアップデータにて、レイアウターのアイコンボックス、クローズボックスの位置がずれたプログラムが含まれていました。修正したものをアップしましたので、アップデータの適用をお願います。
VRM5は、アップデータのページより再度ダウンロード、インストールしてください。

浮動小数点形式の注意点

スクリプトで実数を扱う場合は、浮動小数点形式特有の誤差に注意してください。

実数は、DirectXの座標表現と互換性のある単精度の浮動小数点数で処理されます。浮動小数点数は、2進数で表現されています。普段目にする10進数から変換した場合、2進数で表現しきれない数値が存在します。このとき、丸め誤差が発生して、もとの10進数の値とはことなった数値になります。
浮動小数点数は、指数で表現されるため、有効な桁の範囲のみ数値としての意味があります。指数が大きく異なる数値を加算すると、一方の数が有効な桁の範囲外になり意味をなさなくなります。
浮動小数点数は、こうした誤差が発生するという前提でコードを作成してください。計算順序を入れ換える、条件判断を工夫するなどの対策があります。

Vector型は、3つの実数が1組になっています。Vector型の演算は、DirectXによって処理されるため、誤差を含む数値が返ってくる場合があります。たとえば、(1.0, 0.0, 0.0)のベクトルをVectorNormalizeで計算すると、(0.999999, 0.0, 0.0)になります。

アップデータを更新しました

鉄道模型シミュレーター5/オンラインのアップデータを公開しました。バージョン5.0.6.55になります。鉄道模型シミュレーター5については、アップデータの配布ページよりダウンロード、インストールしてください。

▼ワイヤーフレームにマウストラッカーを追加しました
トラッカーの中心にある印をマウスで前後左右にドラッグすると空間を移動します。
中心から離れるほど速くなります。

前後にドラッグ=前進後進
左右にドラッグ=左右回転
ドラッグしているときにマウスホイール回転=上下移動

▼起動直後からメニューを表示するように変更(ワイヤーフレーム)
▼DrawVarで実数を正しく表示できないバグを修正
▼ウィンドウモードで非アクティブのとき、クローズ、アイコンボックスが操作できなくなる問題の修正