資料ご提供ありがとうございます

先日のコンベンション会場にて、VRMユーザー様より貴重な実車資料のご提供をいただきました。ありがとうございました。
最近は、モデル化にあたって1000枚以上の写真やムービー、各方面からご提供いただている資料をもとに製作を行っています。鉄道車両は、路線や運行にあわせて小規模な改造が行われることが多く、改造箇所の調査に写真が重要な資料となります。
取材だけでは時間的、距離的な制約のあるため、皆様からお寄せいただいた資料を製作の際に広く活用させていただております。

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車両の場合、サイドビュー、屋上機器や表記類を確認できる細部写真などを撮影しています。写真は、いまはなきJR北海道所属の北斗星食堂車。2006年の撮影です。撮影では、定点観測のようなことを行っています。サイドビューなどを撮影しやすいポイントで、年数回、同じ列車を撮影します。こうすることで年度ごとの改造箇所を特定することができます。写真の北斗星は、そのようなポイントの1つで撮影しました。

写真と並んで最近活躍しているのがビデオです。ビデオの場合、絵とあわせて音がとれるため、走行音の録音に活用しています。ビデオ素材から、音声トラックを抜き出し、そこから走行音データを作成します。素材が映像になっているため、どのような状況で発生した音なのかがすぐにわかるのが利点です。