自動停止&自動出発

列車を自動的に到着させて、待機していた別の列車を出発させる作例です。

stopwin.gif

下の列車が自動停止すると、上の列車が自動出発するようにします。
最初に停止させる列車側に自動センサーを設置します。

stopcmd.gif

自動センサーを選択、設定ダイアログを表示したら、検出した編成に対する動作を設定します。「指定距離で停止」を選択後、パラメータに距離を入力してください。作例では200mmに設定します。

starttrain.gif

次に自動的に出発させたい列車を選択します。作例ではTRAIN10を自動出発させます。

startcmd.gif

「指定時間経過で出発」を選択して、パラメータに時間を設定します。作例では8000ミリ秒(=8秒)を設定します。

これで設定が終わりました。運転を開始すると、列車の減速開始後8秒でもう1つの列車が出発します。

自動停止と出発の基本的な構造は、このようにシンプルですが、実際のレイアウトではもう一工夫必要です。列車の自動速度調整は、速度と距離は正確に調整されますが調整にかかる時間は不定になります。作例では、8秒だと停止する前に自動的に出発してしまいます。実際にビュワーで停止するまでの時間を計測後、数秒の余裕を加算して設定すると安全です。
また、自動センサーによる自動出発の速度は最高速度の25%になるため、任意の速度に加速するための自動センサーを出発側に追加してください。