第9号 カント付きレール2

カーブ通過時に働く超過遠心力を打ち消すために外側のレールを高くしたときの高低差をカントと呼びます。VRMのカント付きレールは、外側のレールを実際と同様に高くすることで実現しています。
実物のカントは、在来線で105mm、新幹線で180mm以下になるように設定されています。VRMでは、実物換算で90mmのカントを設定しています。

カント

写真の山手線は、カントのある区間に進入している状態です。先頭車と中間車では傾斜角度が異なります。
カント付きレールは、1つの区間を3種類の線路パーツで構成しています。カントなしの状態からカントのある区間へ入る線路、カント付きの線路、通常線路へ戻る線路の3種類です。

第9号 カント付きレール

カント

大変お待たせしました。
VRM4第9号に待望のカント付きカーブレール登場です!
開発中の山手線と京浜東北線を並べて撮影してみました。
垂直な架線柱と比較すると、車体が内側に傾斜しています。

詳細は次回以降。

川重E233甲種2/21

川重E233

近くの超有名撮影ポイントで川崎重工製E233-1000甲種をねらってみました。1月頃から3月上旬まで空気が乾燥すると、写真のように富士山をバックに撮影することができます。
(昔に比べると見通しが悪くなりましたが)

富士はやぶさ0221

おまけで富士はやぶさ。本日は定刻でした。
VRMでは未登場の14系寝台客車、昨年より開発の準備をすすめています。

VRM3特急列車大全集2 22日発売開始

鉄道模型シミュレーター3特急列車大全集2のVista対応版を22日に発売します。第4号から第7号までの4パッケージを収録、Windows Vista/Xp/2000に対応しています。

特急列車大全集2には、トミックスのファイントラックを収録。パッケージ写真のように、トミックスパーツを活用したレイアウトの設計が可能です。
特急列車大全集2

一般店頭、セブンドリーム・ドットコム、amazonなどでご予約、ご購入いただけます。

鉄道模型シミュレーター3特急列車大全集2 Windows Vista対応版
製品番号:IMVRM-3102

第9号 E233-1000

E233-1000

製作スケジュールを調整して、E233-1000に着手しました。
中央線用0番台と同系列ですが、京浜東北線用に搭載機器などが異なります。モデルも帯の色を変更するだけということはなく、新規製作に近い内容となっています。

主な違い
・塗り分け
・床下機器が大きく異なる(信号制御機器の変更)
・ホームセンサーの追加
・列車番号LEDの追加
・列車無線アンテナの台座
・ドアボタンなし
・6号車に収納式のはしご

第9号 クロの車体

クロ250

制作中のクロ250です。ポリゴンにテクスチャーをマッピングしています。
VRM4のモデルデータは、各パーツごとに分割して製作、組み合わせて完成します。このクロ250は、車体、床下機器、室内など複数のパーツから構成されています。
この車体は、複雑な曲面形状に多数の窓が配置されているため、パーツ構成が非常に複雑になっています。

第9号車体

車体

屋上機器に続いて、車体のモデル画像を公開します。制作中のモデルをワイヤーフレーム表示したものです。一見すると箱形の単純な車体形状に見えますが、細部に目を向けると意外と複雑なディティールをもっています。
運転台下部には、近年になって取り付けられたホーム検出装置が見えます。

第9号屋上機器2

屋上機器

以前のエントリーで掲載した開発進行中の車両です。製造メーカーを変更しました。川重製車両です。
複数メーカーが製造を分担する場合、各メーカーの特徴が細部に現れます。
川重の場合は、屋根上のビート、妻面のビートが大きな特徴です。
今回掲載の写真と前回の写真を比較するとパンタグラフまわりにも違いをみることができます。

本郷台駅にて

本郷台駅E233

銀河、撮影の後、根岸線大船側の車両置き場である本郷台駅に寄り道。ここはプラットホームと平行して電留線が設置されています。
本日の電留線にはE233系101編成と104編成が並んでいました。
京浜東北線用E233系、将来、データ化する予定です。