新道路シリーズ、先行リリース

新しい道路部品をダイレクトショップにて先行リリースしました。

鉄道模型シミュレーターNX 033 NXS道路セット1 (住宅地道路)
https://www.imagic.co.jp/hobby/products/vrmnx/nx/033nxroad1/

鉄道模型シミュレーターNX 034 NXS道路セット2 (一般道路)
https://www.imagic.co.jp/hobby/products/vrmnx/nx/034nxroad2/

鉄道模型シミュレーターNX 035 NXS道路セット3 (踏切道路)
https://www.imagic.co.jp/hobby/products/vrmnx/nx/035nxroad3/

鉄道模型シミュレーターNX 036 NXS道路セット4 (歩道)
https://www.imagic.co.jp/hobby/products/vrmnx/nx/036nxroad4/

モデルデータの高品質化、ディティールのポリゴン化、多彩なパーツの新しい道路部品です。今回は、開発中の部品群から基礎的な部品を先行リリースしました。

今後、大型車両に対応する主要道路、交通広場、ガードレール、ガードパイプ、道路橋、ペデストリアンデッキをリリースする予定です。

開発:踏切道路1

開発中の道路とあわせて使用する踏切道路です。大型の踏切道路から人道踏切、構内渡り板など多様なタイプの踏切道路を開発しています。

写真は、東海道本線十間坂踏切をモデルとした人道踏切です。手前が9mmレール、奥が7mmレールです。それぞれ専用の部品を用意しています。

線路部分の拡大写真です。

開発:道路2

開発中の道路部品のテストショットです。

既存の道路部品は、鉄道模型シミュレーターでも割と初期に制作された部品です。当時のPC環境にあわせて設計されていました。

現行GPUの性能にあわせて、開発中の道路部品は、高解像度テクスチャー+少し贅沢なポリゴン数になっています。
近くでみるとアスファルトの質感が感じられる高解像度テクスチャーを採用しました。(処理速度を維持できるぎりぎりの精密さになっています。)

ポリゴン数の向上により、従来は省略していた「厚み」を持たせています。道路面は、地上より1ミリの高さになります。

特大南松本行

道路関連部品の開発中ですが、南松本行の特大を撮ってきました。

機関車をリレーして、目的地に向かいます。今回は、EF65 2087でした。相模貨物駅に到着した特大を迎えに行きます。

特大特有のゆったりとした速度で列車がすすみます。

積載状態のシキ801B2です。

今回輸送される変圧器です。バックには大船観音が見えます。

エミッターで森、群衆をつくる4

プラットホームに配置

プラットホーム上に配置する作例です。これまでと同様にエミッターを設定後、一部を下記のように設定します。

エミッターで表示する枚数を10枚に減らしました。生成数/フレームも10を設定します。

パーティクルサイズは、14mmに設定。画像の上のほうが透明になっているので、表示される画像は、おおよそ人間の身長程度になります。

生成場は、250mm x 20mmにしました。

写真にはありませんが、「地形に沿って」のチェックも外します。

プラットホーム上に表示するため、プラットホームの上面の高さを調べる必要があります。プラットホームを選択して、部品情報の「上面」の数値を確認します。配置高度+上面の合計値が、エミッターを配置する高さになります。

エミッターを選択して、ジオメトリに高さを入力します。数値入力のチェックをいれてから、yに数値を入力します。

ビュワーで確認すると、プラットホーム上に画像が表示されています。

現在のバージョンは、パーティクルの処理速度を優先しているため、生成場は「回転」しません。

回転したプラットホームに配置する場合は、生成場を小さく設定して、プラットホームからはみ出ないようにしてください。

エミッターで森、群衆をつくる3

エミッターを追加

3つ目の画像を表示するエミッターをCTRL+Dで複製、生成します。

テクスチャーは、「3」を選択しました。

3種類の画像がランダムに表示されます。

地形

石膏ブラシで適当に地面を盛り上げます。

ビュワーで表示すると、盛り上げた地面にあわせて、画像が表示されます。

エミッターで森、群衆をつくる2

森、群衆表示のその2です。

時間を設定する

パーティクルは、ビュワーを閉じるまで表示するので、「永続」にチェックをいれます。

透明度アニメは不要なので、負荷を下げるために「実行」のチェックを外します。

カラーアニメも不要なので同様にチェックを外します。

この段階で「試運転」を実施します。

生成場の枠が表示され、その枠内でパーティクルが表示されています。生成場の平面上に生成された状態のため、パーティクルは地面に埋まった状態です。

地面の上に表示

地面の上に表示させるため、「地形に沿って」にチェックをいれます。また、地形オフセットを20にします。これは、パーティクル縦サイズの半分の数値を入力します。

地面の上に表示されました。

別画像のエミッター

別の画像を表示するエミッターをつくります。最初につくったエミッターをレイアウター上で選択状態にして、CTRL+Dで複製します。

複製した新しいエミッターのテクスチャー指定を別の画像にします。サンプルでは「2」画像にしています。

実行すると別画像のパーティクルが表示されます。生成場が重なっている箇所は、2種類の画像がランダムに表示されています。

数種類の画像を表示するエミッターをそれぞれ用意して、生成場を重ねることで乱雑な画像を表示します。

続きは次のエントリーで

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