イベントの発生タイミング

タイマー、キー入力などシステムによるイベントを演算フェーズの前または後に発生させるか選択することができます。

一般的に、入力フェーズ、演算フェーズ、描画フェーズの一連の流れが1回分となって、ループを形成します。入力の結果に従って、演算フェーズを行い、車両の位置情報などが更新されます。バージョン5.0.8.116から演算フェーズの後にシステムイベントを発生させることができるようになりました。演算結果=新しい位置情報をイベントハンドラで取り出すことができるため、列車位置との連動などがより正確になります。

・レイアウト設定ダイアログで切り換えできます。
・従来バージョンで製作したレイアウトは、互換性のため、演算フェーズ前にイベントが発生します。演算フェーズ後に発生させる場合は、レイアウト設定ダイアログで切り換えてください。
・新規レイアウトは、演算フェーズ後にイベントが発生します。(演算フェーズ後の発生が今後推奨される動作になります。)

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印刷

レイアウトの印刷する範囲を指定後、プリンター用紙設定、倍率指定を行って、印刷します。[ver 5.1.1.193以降]

印刷範囲の指定

マウスをドラッグして、レイアウトの印刷したい範囲を指定します。指定した範囲は、ドラッグで移動できます。範囲外をクリックすると、指定が解除されます。範囲が指定されていない場合は、レイアウト全体が印刷範囲になります。
印刷されるラインの色は、レイヤーで設定した色が反映されます。印刷時に見やすくするため、色は濃い目に変更されます。

印刷倍率と用紙サイズの指定

印刷したい範囲が表示されます。赤い枠線で用紙が表示されます。
プリンター設定ボタンで、プリンターの印刷ダイアログが表示されます。プリンターの選択と用紙サイズが設定できます。(用紙サイズは、詳細設定ボタンでプリンターの設定値を変更します。)
変更した情報は、「印刷」ボタンでプレビューに反映されます。(印刷の設定のみで、印刷動作はありません。)

拡大率を変更すると、印刷時のスケールが設定できます。1.0で等倍です。
イラストレーターなどに他のアプリケーションに図面データを取り込む場合は、「adobe pdf」をプリンターとして選択してください。用紙サイズは、任意でかまいません。印刷範囲は、範囲指定を行わずにレイアウト全体を対象としてください。pdfファイルが出力され、イラストレーターなどで開くことができます。

印刷ページプレビュー

ページごとの印刷内容をプレビューします。「印刷ボタン」でプリントされます。「このページを印刷」で現在、プレビューしているページのみを印刷します。

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レイアウト設定

作品名、レイアウトの動作などを設定します。

レイアウトメニュー>>レイアウト設定で開きます。

作品名

作品の名前を設定します。

著作情報

制作者の名前を設定します。省略可能です。

ガイド

レイアウトの説明を設定します。省略可能です。

フライスルーカメラで開始する

ビュワーをフライスルーカメラで開始します。

ログウィンドウを閉じる

ビュワーの左下にあるログウィンドウを閉じます。

地形を1ミリ下げない

標準では、地面に配置した道路、建物などと地面のポリゴンが干渉しないように、地面を設定より1ミリ下げて表示します。チェックを入れると、地形を下げないで表示します。道路などとポリゴンが干渉しないように、部品の設置高度を調整してから使用してください。

腕木信号の灯火を消す

腕木信号を光らないようにします。

地形テクスチャーの境界を補正する

512ピクセル以上の大きさをもつ地形テクスチャーを使用している場合、テクスチャーの境界を自動的に補正するか選択できます。

地形テクスチャーを4パターンで処理する

標準では、水平8パターンを1つの模様のセットとして扱います。チェックを入れると、4パターンを1セットとして扱います。

センサーの認識をVRM4互換にする

センサーのスキャンをVRM4と互換性のあるモードに切り換えます。VRM4で製作されたレイアウトでセンサーを利用している場合は、チェックを入れてください。

ステータスを表示しない

ビュワーの左下に表示されるステータスを表示しません。

スクリプトイベントを演算後に処理

タイマーなどのスクリプトイベントをシステムの演算処理の後に発生させます。入力と移動処理が行われた結果をイベントのハンドラで取り出すことができます。バージョン5.0.8.116以降のシステムで新規作成されたレイアウトは、演算後の発生が標準状態になります。(互換性のため、以前に作成されたレイアウトは演算前の発生に設定されます。)

操作対象の編成

ビュワー起動直後に、プレイヤーが操作する編成を指定します。指定がない場合は、操作対象の編成はレイヤーパレットの順序に依存します。

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SelectSpriteBank

SelectSpriteBank bank

指定のスプライトバンクをアクティブ化
(デフォルトは0番)
以降、スプライト命令は対応する指定バンクのスプライトに対して動作します。
※バンクの切り換え状態は、オブジェクトごとに独立して保持しています。
オブジェクトAで切り換えても、オブジェクトBの状態は変化ありません。
※初期化されていないバンクに切り換えた場合、以降のスプライト命令は無視されます。

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SetFlyCameraOffsetPos

SetFlyCameraOffsetPos  vec_from   vec_at

フライスルーカメラのオフセットを設定します。
座標値は、カメラの基準座標に対する相対座標です。

vec_from = 視点
vec_at = 目標点

※オフセットの変更は、通常は行わないでください。カメラ位置を変更する場合は、SetFlyCameraPos命令を使用してください。

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