591系振り子式高速試験電車

在来線の高速化を研究するために1970年3月に完成した国鉄の高速試験電車です。3車体で1両として扱われる特殊な車両構造を持っています。試験の主な目的は、曲線通過速度と直線速度の向上にありました。
曲線通過速度を引き上げるために、振り子式&操舵台車、連接機構、軽合金採用の軽量車体、屋上機器を床下に配置した低重心などが取り入れられています。直線速度には、出力の強化だけではなく正確に停車できる新しいブレーキシステムが搭載されています。後年591系は、3車体構造から通常の2両編成に分割改造されています。国鉄初の本格的な試作電車であり、本形式で試験された各種技術は現在の高速電車の基礎となっています。


モデルは、人気の高い、登場当初の3車体時代を再現しています。

▼字幕書き換え可能
▼ヘッドライト、テールライト点灯可能
▼室内灯点灯可能

■実車は、3車体で1両の構造になっています。
■3車体時代の資料は限られているため一部実車と異なる可能性があります。
■振り子が実車と同様に動作します。

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