IMGAIC:フレキシブル部品

フレキシブル部品は、両端についたハンドルを操作することで、任意の曲線形状をつくることができます。(ハンドルは、ベジエ曲線の接線ハンドルです。ベジエ曲線は一般的にコンピューターで用いられる自由に曲げられる線のことです。)

フレキシブル部品は、任意の形状に設定できるため、自由なレール配置などが可能になりますが、ポリゴンを正しく表示するために幾何学的な制約が設定されています。

(A) 部品の全長は、設定されている範囲内で可変です。ハンドルを移動できる範囲は、全長が規定の範囲内に収まっている場合に限ります。
(B) 極端な曲率は、ポリゴンの頂点が前後入れ替わるなど破綻をきたします。ポリゴンの表示が破綻しないようにフレキシブル部品のハンドルをゆるやかな曲率になるように設定してください。
(C) 線路部品は、破綻した形状をあたえてビュワーを起動すると異常走行の原因になります。正しく走行できるように線路を配置してください。特に極端な曲率、急斜面などは設定しないでください。
(D) フレキシブル部品は、レイアウトに配置した部品ごとにメモリーを大きく消費します。レイアウターのメモリーの使用量に注意しながら使用してください。必要最低限の使用にとどめるように留意してください。ビュワーのメモリー使用量は、通常部品と大きな違いはありません。
(E) 通常の線路部品は、接続面角度がそろっている場合にのみ接続可能です。フレキシブル部品のポップアップメニューから自動的に近くのジョイントにあわせて接続面の角度をあわせることができます。通常の建物部品は、接続面の角度のデータをもっていない場合があります。線路と異なり、建物では接続面の角度を自動的に合わせることができない場合があります。
(F) フレキシブルレールを複製した場合、通常の線路では路線を延長する方向に部品が複製され接続状態になっていますが、フレキシブルレールは、構造上接続面が一致しないため、延長方向に個別に部品が複製されます。接続面をそろえる場合は、複製後、ポップアップメニューの自動ハンドルで整えてください。

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