車両は、次の機能があります。制御可能な機能の多くは、編成エディターで設定を変更可能です。編成に配置した車両のポップアップメニューから車両設定を選択してください。車両設定ダイアログで、状態を制御できます。
ヘッドライト、テールライト
個別に点灯を制御できます。
パンタグラフ
個別に昇降状態を設定可能です。
走行音
走行音は、走行時のモーター音、警笛などを任意のデータに置き換え可能です。データは、編成のリソースに組み込み、スクリプトで切り替えます。また、走行中のみ音を鳴らすことができます。
室内灯
点灯状態を制御可能です。
入換車両標識
入れ換え作業行う機関車の左側テールライトを点灯します。
ヘッドマーク
ヘッドマークは装着の有無と内容の書き換えが可能です。
方向幕、サボ
バックライトで点灯する方向幕(LED表示含む)とサボ(サイドボード。行き先や列車名の板を差し替える方式)を置き換え可能です。車両によっては、型式番号を書き換え可能な場合があります。
コンテナ
積載するコンテナ、荷物の種類が選べます。
付属部品
151系特急電車の外ホロのように装着状態を選択できる部品です。モデルデータにあらかじめ組み込まれています。(組み込み状態についてはそれぞれの部品リファレンスを参照してください)付属部品の装着状態は、スクリプトで設定します。
※付属部品は、模型製品の付属品取り付けと同様な意味を持ちます。付属品の取り付け、取り外しは、スクリプトで操作します。付属品は、走行状態の影響を受けません。たとえば、151系のヘッドライトカバー装着時は進行方向にかかわらず装着されたままになります。(スクリプトを工夫することで進行方向に応じて装着を変更できます。)
VRM車輌データの特徴
VRM5/ONLINE規格車両は、次の特徴を持っています。
車輪の回転
走行にあわせて車輪が回転します。
車体の質感
ボディーは、高い反射率をもっています。床下、屋根上はスペキュラーがありません。
振り子
車体データに振り子機能が設定されている車両は、曲線通過時に列車速度に合わせて車体が傾斜します。
ヘッドライト、テールライト
点灯状態を設定できます。機関車など一部の対応車両は、入れ換え時の信号灯が表示できます。
窓ガラス
透明度をもっています。また、熱線防止ガラスなど特殊なガラスも再現しています。
室内
室内の作り込みは、車両ごとに異なります。たとえば、座席は、ポリゴン数を多く必要とするため、データを軽量化する目的から省略する場合があります。
パンタグラフ
個別に昇降可能です。また、振り子車両で台車とリンクする方式の場合は、パンタグラフが台車にあわせて動作します。
方向幕
方向幕、LED、サボを変更可能です。車体ごとに変更可能な範囲が異なります。E233系は、高輝度LED表示が可能です。