スクリプトウィザードは、制作したレイアウトにスクリプトを自動的に作り出す魔法使いです。部品を配置して、「行いたいこと」を選ぶだけで、必要なスクリプトを自動的に生成することができます。
システムにあらかじめ組み込まれている「行いたいこと」が書き込まれているマジック(スクリプトを生成する魔法使いが使う魔法ゆえに「マジック」)を選び、画面に表示される質問にいくつか答えるだけでスクリプトが生成されます。
重要!
スクリプトウィザードは、スクリプトを生成します。初中級者の方は、スクリプトウィザードを実行する前に一度レイアウトを保存してください。スクリプトは、必ずしも望む動作が得られるとは限りません。ウィザードの結果が望み通りではない場合は、このレイアウトを保存しないで閉じて、先ほど保存したレイアウトを読み込んでください。上級者の方は、プログラム上の矛盾点などを直接取り除いていただけると望む結果が得られます。
※スーパーバイザー様よりご提供いただいた「マジック」を収録しています。これらについてはアイマジックではサポートしておりませんが、効果的なものが多数ありますのでぜひ活用してください。
※腕木信号機は、VRM4互換の旧部品とVRM5以降用の新部品があります。旧部品には、スクリプトウィザードを実行しないでください。仕様が異なるため正常に動作しません。
STEP 1 必要な部品を配置する
マジックには必要な部品についての情報が記録されています。スクリプトウィザードを起動した画面で、「行いたい」マジックを選択すると、必要な部品の種類と個数が表示されます。必要な部品数を確認したら、一度、スクリプトウィザードのウィンドウを閉じてください。
確認後、マジックの実行に必要な部品をレイアウトに配置します。たとえば、マジックにセンサーが2個必要な場合は、センサーを適切な位置に2個配置します。
STEP 2 マジックの選択
部品を配置後、ふたたびスクリプトウィザードを起動します。マジックを選択したら、「簡易」または「詳細」の2つのモードを選択します。通常は、「簡易」を選択してください。
※簡易ウィザードと詳細ウィザード:スクリプトは、変数に設定する値で決められている動作以外を設定することができます。詳細ウィザードは、スクリプトの動作を細かく設定する場合に指定してください。簡易ウィザードを選択した場合は、詳細な設定事項をあらかじめ設定されている値にします。質問が省略されるので手早くウィザードをすすめることができます。
STEP 3 質問に答える
マジックは、スクリプトを設定する部品や動作内容を質問します。質問にあわせて、リストから選択したり、数値を入力してください。部品を選択する質問のときは、リストで選択すると、部品が中央に来るようにレイアウトウィンドウで表示されます。
STEP 4 確認する
すべての質問に答えると、マジックの実行について確認を求めます。内容に問題がなければ、OKボタンを押してください。マジックが実行され、部品にスクリプトが生成されます。望み通りの結果が得られたか、ビュワーを起動して確認してください。