トンネル

トンネルは、地形にあけた穴とトンネル部品を組み合わせて実現します。高架プレートと同様に線路の形状に適合するトンネル部品を組み合わせて使用します。メッシュ状の地形に穴を開けるため、多少試行錯誤が必要です。
トンネルは、トンネルの入り口部分に当たる「ポータル」とトンネル本体に分かれます。トンネルは地面より下に配置するため、オプションで「高さを固定する」にチェックを入れて、部品の設置高度を固定してください。
トンネルポータルは、トンネルを作る上で難しい部分です。トンネルを設置するためには、ポリゴンの地形に穴をあける必要があります。トンネルに合わせて穴をあけるための準備として、地形を調整します。

 

STEP 1 設置

トンネルポータルを設置します。地形ポリゴンのメッシュにあわせて、トンネルの入り口の穴をあける必要があるため、ポータルは位置を調整しやすい場所に設置します。

 

STEP 2 整地

トンネルポータルの入り口にあわせて平地を整地ブラシでつくります。トンネルポータルを設置した高度で平地を作成してください。(整地ブラシの斜面パラメータは0にしてください。) 

急斜面の山など場所によっては、トンネル上部にワンクッションとなる平面を作成してください。急斜面の場合は、地形ポリゴンの高低差が急激に変化しているため、ドリルで穴を開けたときに、斜面にまで穴があきます。

 

 

STEP 3 ドリル

入り口の平地と山の斜面との境目付近に穴をあけます。ドリルツールで穴をあけてください。穴があいた部分は、画面上では黒で表示されます。穴をあけたらビュワーで確認してください。ビュワーで確認後、必要ならば穴の位置をレイアウターで調整してください。

 

※トンネル部品とトンネル区間は、地形より下になるため、高度を固定してください。模型レイアウトの製作と同様に線路を敷設してからそれを覆い被すように山をつくるか、実物の鉄道と同様に山に穴を空けてから線路を設置、数値で高さを設定します。
※トンネルポータルは、部品中央部分にトンネルが重なるように設置してください。開口部より中央部分がやや小さく設計されています。
※開けてしまった穴を埋め戻したり、余分な穴をふさぐには、地形テクスチャーを張り付けてください。VRMのシステム上は、穴が開いている状態は、地形テクスチャーが張り付けられていない状態と同じ意味になっています。
※地形ポリゴンは、ビュワーで表示するときに三角形に変換されます。このとき、山折りと谷折りのいずれかになりますが、すべて一方向で分割されるため、想定している斜面と逆向きにおれる場合があります。ドリルで穴を開けた際に、斜面の形状とドリル穴が一致しない場合は、斜面を石膏ブラシツールなどで微調整してください。(または、穴をあける位置をひとマス分ずらしてください。)

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