信号機

鉄道模型の自動信号機は、一般的に、雰囲気を楽しむためのアクセサリーとしてつくられています。
鉄道模型の自動信号機は、列車通過をセンサーが検出、組み込まれているICによって一定時間で表示が切り替わるタイプが一般的です。信号機は、使用する区間によって、簡単な2灯式や複雑な表示が可能な5灯式などがあります。トミックス製品は、5灯式までの各種自動信号が製品化されています。

VRMでは、自動センサーなどによって柔軟な動作を実現できます。実際の鉄道と同様に閉塞制御を行うことも、自動列車制御と連動させたり、模型製品と同様に時間経過で切り替えることもできます。

 

初期状態の設定

dlgsignal

一般的な信号機は、設定ダイアログでビュワーが起動した直後の状態を設定できます。進行、停止などの状態値を選択してください。「設定なし」の場合は、初期状態を指定しません。

※信号機によって設定できる状態がことなります。2灯信号機の場合は、進行と停止のみです。そのほかの設定を行った場合、正常に表示されません。
※特殊信号機は、スクリプトまたは、自動センサーのパラメータ指定で設定してください。

 

自動センサーを使う場合

「自動センサー:信号機」のページを参照してください。

 

 

旧センサーと連動させる場合の設置方法

※VRM5では、新しい自動センサーを使用してください。旧センサーは互換性のために用意されています。

STEP 1
自動信号機線路をレイアウトに組み込みます。
ここでは説明を簡単にするために2灯式信号機を設置してください。2灯式信号機以外は、必要なセンサーの個数が異なります。

STEP 2
停止(赤)を表示するセンサーを設置します。このセンサーが列車を検出すると停止を表示します。

STEP 3
進行(青)を表示するセンサーを設置します。信号機を設置した区間の終わりに設置してください。このセンサーが列車を検出すると進行を表示します。

STEP 4
スクリプトウィザードでスクリプトを生成。スクリプトウィザードから、「2灯式信号機をセンサーで切り替える」を選択して、実行してください。スクリプトが生成され、センサーで制御できるようになります。

 

腕木信号機

VRM4互換の腕木信号機とVRM5 / ONLINEの新しい腕木信号機があります。
スクリプトウィザード利用時は、VRM4互換の腕木信号機は使用しないでください。正常に動作しません。

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