高架1-橋脚

VRMは、橋脚によって線路、高架プレート、鉄橋の設置高度を調整します。橋脚は、線路、高架プレートの「ジョイント」部分にあわせて配置します。橋脚が設置された場所に近い、線路、高架プレートのジョイントは、自動的に適切な高さに変更されます。

「VRM5-15+」より新世代のR2橋脚、R2在来線高架橋、R2鉄橋をリリースしました。新しい高架区間部品は、豊富なバリエーションと高解像度モデルにより、簡単にリアル&多彩な高架区間を構築できます。詳細は、「R2橋脚とR2高架橋」をご参照ください。

※TOMIXの橋脚は、22.5度単位で配置するように設計されています。
※実際の模型製品は、橋脚のスナップと、高架プレート、線路のスナップのはめ込み部分を連結して使用します。VRMとは仕様が異なります。VRMで再現する場合は、透明橋脚を利用してジョイント部分の高さを決定してから、模型製品と同じ箇所に任意の橋脚を配置してください。
※線路、高架プレートを橋脚の配置によって自動計算させない場合は、部品の高さを固定状態にするか、レイヤーを分けてロックしてください。
※編集の張り付け(ペースト)は、部品の高さについて再評価を行いません。張り付けた橋脚をすでにある部品に反映させるためには、橋脚を少しだけドラッグ&ドロップして高度計算(移動することで計算します)を行うようにしてください。
※高架駅などガード下に設置する部品は、固定橋脚と同様に機能します。
※橋脚の位置を変更するなどして、周辺線路のジョイントが”X”表示になった場合は、線路やプレート、周辺の橋脚をクリックしてください。単一の部品を選択状態にしてからクリックすることで、配置高度が再度判定され、適切な高度が設定されます。また、鉄橋+線路の組み合わせでは、一度、鉄橋をはずして、再度つけなおすと適切な高度が設定されます。
※トミックスの橋脚は、橋脚本体の高さで分類されています。トミックスレイアウトを作成するときは、模型製品と同様な表記方法に環境設定を変更してください。

 

橋脚(可変橋脚)

「橋脚の高さ」を変更可能な橋脚です。外観によっていくつかの部品があります。 可変橋脚はポップアップメニューで橋脚の高さを設定します。

※ver.5.1.1.200よりキーボードで高さを変更可能になりました。橋脚を一つだけ選択してPageUp/Downキーで高さを変更します。

※55mmより大きなTOMIX-PC橋脚、TOMIX-高架ビームはVRM固有のもので、模型製品の規格外になります。模型レイアウトを設計する場合は、55mmまでの橋脚を使用してください。れんが橋脚の模型製品は組み合わせ次第で任意の高さにできます。

透明橋脚は、仮想的な鉄道模型である鉄道模型シミュレーター特有の部品です。ビュワーには表示されませんが、通常の橋脚のように線路、高架プレート、鉄橋を支えることができます。高架下に構造物があるなど、通常の橋脚を配置できない場合に使用します。

固定橋脚

高さが1つだけの橋脚です。鉄道模型製品の鉄橋などに付属している橋脚などがここに分類されます。

ビーム橋脚

線路と線路を立体交差するときに使用する門形の橋脚です。ビーム橋脚のビーム部に線路などのジョイントがのるように配置します。(下になる線路のジョイントが存在する場合は、その線路の高さを固定してください。)

アイマジック規格のビーム橋脚は重ねて使用することができます。この場合、ビーム橋脚の回転原点をほかのビーム橋脚の上にのせてください。また、階層構造にした場合は、線路、高架プレートは、上下のビームいずれに配置するべきかレイアウターが判断することができません。先に下になる線路を完全に造ってから、その線路と高架プレートの高さを固定してください。(または別のレイヤーにわけてロックしてください。)下の線路を変更されないようにしてから、上部のビーム、線路を配置することで多層的な路線を作成することができます。

※トミックスのビームは、PC橋脚と組み合わせて使用する桁構造になっています。VRMではあらかじめPC橋脚が組み込まれている状態になっています。ビームと高架橋は、カップリングの差し込み位置が固定されていますのでトミックスカタログを参考に所定の位置で行ってください。また、トミックスのビーム橋脚は、橋脚を重ねて使用することはできません。

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