分岐の基本構成例
それぞれのポイントに対応する補助曲線レールを組みあわせます。
渡り線構成例
ポイントを向かい合わせに設置します。
分岐幅の拡張構成例
調整用の直線レールを組み込むことで分岐幅を変更します。直線レールを組み込むため、分岐幅は端数になりますが多少の誤差は、ビュワーで自動補正されます。厳密な分岐幅を構成する場合は、次のフレキシブルレールを使った構成例を参考にして下さい。
フレキシブルレールを使用した分岐幅調整
フレキシブルレールを使用すると正確な分岐幅を構成できます。
- 最初にポイントと、分岐先のレールを設置します。分岐先レールは、オプションに数値入力することで正確な位置に配置しておきます。
- 次にフレキシブルレールを設置します。両端のハンドルの根元をそれぞれドラッグして、接続先線路の近くに移動します。このとき、接続先線路に接続しないようにして下さい。
- 最後にフレキシブルレールを選択状態にして、ポップアップメニューから「自動ハンドル」を選択します。自動的に適切な形状に変形します。
複線幅の調整例
補助曲線レールを組みあわせて、複線間隔を変更します。
高架線の分割構成例
新幹線高架橋などAdv.Track対応高架橋は、ワイド道床仕様のため、単線高架橋を基本複線間隔34mmで並べることはできません。(複線は複線高架橋を使用します。)単線高架橋を並べる場合は、複線間隔を51mm以上に広げます。
複線から単線2本
複線から単線を分岐
カント付きレールの設置例
部品名のc0-c4、c4、c4-c0がカント量をあらわします。”(c0-c4)” + “(c4)”複数個 + “(c4-c0)”の組み合わせで設置して下さい。
エンドレールの設置例
エンドレールは、線路の終端です。道床にふたをするATB-CAP部品(線路付帯設備カテゴリーにあります)を配置して下さい。
エンドレールから先の使われていない線路を表現するためのNEW64レール(特殊レール)を用意しています。この線路を使う場合も、ATB-CAP部品を配置して下さい。
既存線路との接続例
既存のアイマジック規格線路、トミックス規格線路と接続できます。接続箇所には、道床にふたをするためにATx-CAP部品を設置して下さい。
高架橋W2(120mm)の使用例
120mm幅の高架橋は、島式プラットホーム1本を設置できます。
新幹線島式プラットホームの作例:複線間隔は76.5mmです。
近郊島式プラットホーム1の作例:複線間隔は68mmです。
高架橋W2(132mm)の使用例
132mm幅の高架橋は、対向式プラットホーム1セットを設置できます。
新幹線対向式プラットホームの作例:プラットホーム基礎外側と高架橋の側面をあわせて設置します。
近郊対向式プラットホームの作例:プラットホーム基礎外側と高架橋の側面をあわせて設置します。
高架橋W4(188mm)の使用例
中央に新幹線島式ホーム、両側に上下線の通過線を配置した作例です。三島駅のような構造を再現できます。
島式ホームを片側に寄せた作例です。中央線新宿以西のような、快速線と緩行線が平行して、緩行線のみプラットホームを設置する構造を再現できます。