VRM4ファイルの読み込み

VRM ONLINEは、旧バージョンのVRM4で作成されたレイアウト作品を読み込み、遊ぶことができます。大部分の作品は、そのまま遊ぶことができますが、VRM ONLINEの新機能、仕様の違いにより、読み込み時に若干の修正が必要な場合があります。

 

スクリプトのエラーチェック

VRM ONLINEは、スクリプトのエラーチェックが強化されています。VRM4レイアウトを開いて運転を開始したときにスクリプトエラーが表示される場合があります。エラーが発生している部品のスクリプトを修正してください。次のようなケースで発生します。
※VRM4レイアウトを開いた直後は、互換性のためにエラー検出をスキップします。VRM ONLINEで保存するとエラー検出の対象になります。

VRM4(誤りあり)
BeginFunc AAA
         //エラー:AAAメソッドがEndFuncで閉じていない
BeginFunc CCC
EndFunc

VRM ONLINE(修正後)
BeginFunc AAA
EndFunc       //AAAメソッドにEndFuncを追加  
BeginFunc CCC
EndFunc

 

フォグ

VRM ONLINEのレンダリングは、フォグをシェーダーで生成します。フォグの計算式が異なるため、VRM4とは表示が異なります。VRM ONLINEシェーダーを停止してVRM4互換モードにした場合は、VRM4と同じハードウェアフォグになります。

 

編成リソース

VRM ONLINEでは、車両のヘッドマークなどのリソースデータを編成リソースから読み込みます。VRM4では、スクリプトで明示的に読み込み先を指定しない場合、レイアウトのリソースから読み込みます。読み込み先を指定するSelectTrainResource命令を編成のスクリプトに指定してください。

 

連結

VRM4では、走行音データを編成リソースから読み込んだ場合、連結後の動作が仕様で決められていません。VRM ONLINEでは、連結後、走行音データを自動的に再構築する機構が追加されています。走行音を設定しているスクリプトを削除するか、リソースを名前参照で指定するように書き換えてください。

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