トミックス規格

株式会社トミーテックの鉄道模型ブランド、トミックスの規格線路は、日本の道床付き線路の事実上の標準規格(デファクトスタンダード)です。簡単なルールを覚えれば、少ない部品種類で複雑なレイアウトが容易に制作できます。

FineTrackについて

FineTrackは、2002年秋よりリリースが開始された新しいトミックス線路です。バラストが従来より実感的になり、ジョイントの改良など組み立ても容易になっています。FineTrackの線路規格は、旧トミックス線路製品と互換性が維持されています。FineTrackは、部品名に(F)が付与されています。

トミックス規格の詳細については、トミックスカタログを参照してください。

基本複線間隔 37mm
島式プラットホーム複線間隔 55.5mm
基本直線レール長 140mm
高架区間の高さ・橋脚本体の高さ 55mm(水平区間)
線路路盤の高さ 55+13=68mm(単線高架橋の場合)
※13mmは高架プレートの厚み

 

ポイントの数値仕様

表記半径 角度 直線部分の長さ データ半径 分岐間隔
541 15 140mm 540.91846mm 18.43135mm
280 30 140mm 280.0mm 9.540769mm

 

※データ半径はVRM内部での仕様です。模型製品とは異なります。VRMは、分岐間隔の正確さより角度の正確さを優先して設計されています。
※カーブポイントはカーブ区間の一部と、カーブ区間の渡り線の2つの使い方があります。模型製品では両方の使い方ができるように中間の状態で設計されています。手動で配置する必要があります。

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Nゲージ規格

鉄道模型は、2本のレールの間隔を基準に規格化されています。代表的なゲージとして、幅9ミリのNゲージ、幅16.5ミリのHOゲージなどがあります。

鉄道模型シミュレーターは、日本国内で普及率の高いNゲージ(線路幅9ミリ)をベースにしています。Nゲージは、幅9ミリで共通ですが、それ以外は各メーカーごとに独自の線路規格があります。鉄道模型シミュレーターのパッケージとしてラインナップされているパワードバイトミックスは、日本国内の事実上の標準(デファクトスタンダード)であるトミックス規格にそって制作されています。

Nゲージの車体は、次のスケールで設計されています。

日本型一般車両 1/150
日本型新幹線 1/160
国際一般車両 1/160

 

鉄道模型シミュレーターでは、新幹線車両について在来線と同じスケールの1/150車体も用意しています。お好みで使用してください。国際バージョンの車両、ストラクチャーは、1/160スケールで設計されています。

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整列

商店を道路に沿ってきれいに並べたい・・・というときは、整列コマンドを使用します。

配置ツールで並べた部品を複数選んでください。選択した部品の上で右ボタンを押してポップアップメニューから整列を選んでください。図面に対する各方向を基準点に一列にならべます。

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複製配置

複製したい部品を1つだけ選択状態にして、右ボタンでポップアップメニューを表示して下さい。この中から「複製」を選択すると、複製を実行します。
(※キーボードのCTRL+Dでも複製を実行します。)

線路の場合

選択した部品と同じ部品を線路の接続可能な部分に新規作成します。たとえば、カーブレールを選択して複数回、複製を実行すると線路をのばしていきますので自動的に「円」が制作できます。

※単線線路のみ。複線線路など特殊な線路は、通常の複製動作となります。

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数値入力による移動

配置ツールモードで部品を選択したときに、オプションに部品の座標値などが表示されます。この入力部分に直接数値を打ち込むことで任意の座標に部品を移動できます。座標値はミリ単位です。レイアウト平面は、3D空間の座標系ではX-Z平面となります。左右方向がX軸、奥行き方向がZ軸です。

※リターンまたは、ほかの項目にカーソルを移動したときに入力した数値が確定します。

ビュワーで斜め表示が可能な部品は、両端のジョイント部分の高さを設定できます。高さの入力項目が2つ表示されます。また、自動車は、坂道に配置できるよう車体を回転を数値で入力できます。

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