カーブポイントは、カーブへの組み込みと、カーブ区間の渡り線という幾何学上2つの異なる条件で使用されます。模型製品では、特殊な形状とジョイント部分の「隙間」を利用して、異なる条件を両立させています。VRMでは、数値で処理するため、カーブポイントをそのまま接続することはできません。かならず設置場所に合わせて微調整を行ってください。カーブポイントのジョイントは、吸着しないように設計されています。
カーブポイントに接続する前後のレールの設置角度を、±0.5度の範囲で微調整すると見た目にバランスがとれます。調整するレールを選択してから、オプションに数値を入力して微調整します。カーブポイントの設置は、レイアウト設計のなるべく最後の段階で行ってください。レイアウトの途中で組み込むと、カーブポイントが原因で発生する数値誤差が、最終的に増幅され、思わぬところで線路がつながらないといった事態になります。