音にノイズがのる

DirectXの音源機能に完全に対応していない、または、デバイスドライバーのバグで動作が不完全という場合は、「音にノイズがのる(ぶつぶつとぎれたような音になる)」といった現象が発生します。特にDirectSoundの3次元機能に対応していないサウンドチップの場合、音が正常に再生されません。

スタートメニューの「ファイル名を指定して実行…」を選択してから、表示される入力欄にdxdiagと入力してリターンキーを押してください。「サウンド1」タブをクリックして、ハードウェアサウンドアクセラレータレベルをMaxから1段階さげると正常になる場合があります。

特殊なDSPサウンドチップは要注意です。サウンドチップのなかには、強力な計算機能(=DSP)を搭載することで特殊な音の再生を実現している製品があります。こうした製品は、サウンドチップの性能を完全に引き出すためのオリジナルライブラリを提供しています。残念ながらオリジナルライブラリは、汎用性や互換性の面で問題があるため、VRMでは採用していません。DSPサウンドチップは特殊な機能が逆に制約となって、一般的なDirectSoundが適切に動作しない場合があります。

デスクトップミュージック向けの高音質サウンドカードは、音楽演奏、レコーディングに機能を特化しているものがあります。こうした専門分野向けカードには、一般的なアプリケーション向けの再生機能がありません。ゲーム向けの音源を使用してください。

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