0系新幹線

戦後復興の中、逼迫する東海道本線を増強する目的で建設された東海道新幹線の最初の営業車両が0系です。先行して開発された試作車A編成、B編成の試験結果をフィードバックして、1964年に最初の量産編成C編成が試験線にて走行を開始しました。同年10月1日に12両編成で営業運転を開始しました。

0系R67編成(復活塗装)

JR西日本は、2008年12月の0系新幹線さよなら運転に向けて、最後に残った3編成(R61、R67、R68)の塗装を伝統のアイボリー&ブルーに戻しました。
最終編成の1つR67編成は、中間車から改造された先頭車7950番台をもつ異色の編成です。編成を構成する車両は、いずれも32次以降に製造された2000番台の車両をベースにしています。最高速度は225km/hで、これはATCの頭打ち速度を読み替えることで実現しています。

 

0系新幹線大窓車

38次の長期にわたって製造された0系新幹線は、21次以前と22次以降(30次からはアコモデーションの全面改良が行われています)に形態上大きく分類できます。21次製造以前の車両は、普通車で幅1460mmの大型窓を採用、広い車窓が特徴でした。開業当初は、共通編成だったひかり、こだまの運用分離や、博多開業にあわせて登場した食堂車など新幹線の基本形式が、大窓車時代にそろいました。
モデルは、11次車以降の各形式です。新幹線は、運用状況にあわせて、ひかり、こだまの編成内容を組み替えてきました。実車の編成資料を参考に編成を組成してください。

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