構文

プレーンテキスト(=文字を大きくしたり、色を変えたりできない純粋なテキスト情報)でスクリプトを記述します。1行に1つの実行命令を記述します。文字コードは、UNICODEです。
命令、パラメータは、単語として認識されます。単語は、スペース、タブまたは”,”で区切りが認識されます。(全角スペースは区切りとして扱われません。)
※スクリプトでは、符号化をのぞくUTF16文字が使用できます。

1行には、「命令」のあとに「パラメータ」を記述します。リアルタイムでの高速動作を目的とすることから、アセンブラに近い構造を持っています。
“//”で開始される行は、リマーク(注釈)としてコンパイルの対象外になります。

 

例:車両オブジェクトのヘッドライトを点灯する


//SetHeadlightという命令のあとに、1を指定するとライトを点灯します。
//このスクリプトは、レイアウターの編成ダイアログから車両ポップアップで
//車両のスクリプトを選び、入力します。
SetHeadlight	1

 

変数、メソッドの名前は、アルファベット、日本語の各文字(内部では半角、全角ともに1文字2バイトで処理されます。)が使用できます。文字列は、ダブルクォーテーションで囲むようにしてください。(スペースなど区切り文字が含まれる場合も正しく認識できます。ただしダブルクォーテーションは、文字列に含むことはできません。)

命令は、オブジェクトの種類ごとに分類されています。オブジェクトの種類がことなる命令をそのまま実行することはできません。(たとえば地上カメラで車両の操作命令を実行することはできません。)

※唯一の例外が、レイアウトオブジェクトの命令です。レイアウトオブジェクトの命令は、オブジェクトの種類に関係なく動作します。

カテゴリー: ScriptOverview パーマリンク